2007年11月23日
新宿末廣亭11月下席(11/23)
夜の部に何としても最前列に座りたい、でも最近の寄席人気のため昼の部途中から入ったのでは最前列に座れないだろう、それ以前に立ち見になってしまうだろうってんで、昼の部開演前から並ぶことにした。久しぶりの昼夜通し9時間半コースである。家を出るとき気合を入れて梅柄の手拭いを選ぶ。昼夜通しの場合、入場前の腹ごしらえが重要だ。10時台でやってる適当な店は桂花ぐらい。桂花ラーメンとご飯で腹ごしらえ完了。15番目ぐらいに入場し最前列に座れた。木戸で11月下席番組表に加え11月23日(金)当日の番組表も配付された。最近はえらい親切なことをするなあと感心していたが、この日は昼の部の代演が非常に多いため当日用番組表を特別に配付したようだ(夜の部から入場した人には配られなかったようだ)。
昼の部
開口一番 橘ノ美香 「狐と狸の小咄」
落語 橘ノ昇美依 「あの子は だあれ」
俗曲 春風亭美由紀 「木遣りくずし」 「美由紀の さのさ節」 「越後獅子」 「東京音頭」
落語 三遊亭遊馬 『転失気』 (※桂歌蔵の代演)
落語 桂文月 『出来心』の序 (※三遊亭右左喜の代演)
スタンダップコメディー 国分健二 (※鏡味正二郎の代演)
講談 神田ひまわり 『笹野権三郎 海賊退治』 (※神田紫の代演)
落語 三遊亭栄馬 『酔っ払い(替り目)』 (※雷門助六の代演)
漫才 東 京太・ゆめ子
落語 三遊亭小圓右 『(初)天神』 (※瀧川鯉昇の代演)
落語 三遊亭可楽 「相撲漫談」
奇術 北見マキ
落語 桂米丸 「病院漫談 夢」
~お仲入り~
落語 桂右團治 『熊の皮』 (※三遊亭遊馬が早い番に回ったことによる代演)
紙切り 林家今丸 「舞妓」 「五重塔」 「酉の市」 「サンタクロース」 「餅つき」 「お客」
落語 三遊亭笑三 『息子の結婚』
落語 橘ノ圓 「酉の市」
漫才 Wモアモア
落語 三遊亭圓馬 『井戸の茶碗』
出囃子「前座の上がり2」で幕が上がる。どの前座さんが出てくるか、これも寄席の楽しみの一つだ。橘ノ美香だ!。心の中で小躍りするオレ。寄席で美香さんを聴くのは初めてなのです。うめ吉ライブの前座として聴いたことは二度あります。一度目は2006年6月28日の大船ハニービーライブ、二度目は2006年7月6日の渋谷DUOライブです。美香さんの噺が聴けるぞと楽しみにしていたのですが、「12時までに戻ってくるように言われているんですが既に12時を過ぎています」 ということで小咄を一つやって終わってしまいました。おそらく団体客の入場に手間取ったのでしょう。残念です。美香さん、けっこうタイプなの。11月下席の芸協の定席は末廣亭だけなので多くの前座さんが集結している様子だった。
橘ノ昇美依は橘ノ美香の兄弟子(姉弟子?)だ。橘ノ圓師匠の弟子を二人続けて見れるのは気持ちいい。マクラがすげえ面白かった。
次は俗曲師の春風亭美由紀。三人続けて女芸人を見れるなんて、ホント気持ちいい。美由紀さんの三味線のピンク色の胴掛けはキティちゃんでした。お着物もピンク色系統で実にいい。『さのさ節』 は唄う人によって 『○○の さのさ節』 と名付けられるそうだ。美由紀さんが唄うから 『美由紀の さのさ節』。『東京音頭』 の後半ですごく大きな声で歌ったのが面白かった^^。
神田紫先生の代演は神田ひまわり。紫先生もタイプだがひまわりさんもタイプだ。ひまわりさんは紋付・袴姿が凛々しい。紋はひまわりでした。ひまわりさんを聴いて講談に興味を持ち始めたオレ。
三遊亭栄馬師匠の落語、好きです。そういえば、こないだの芸協らくごまつりのとき、誰かさんが 「栄馬師匠の娘さんキレイだ」 って言ってたな^^。
ちょっと脱線して、この日は「桂歌丸叙勲と金婚式を祝う会」があったそうだ。
北見マキ先生の、破いた新聞紙が元に戻る手品って、いつ見てもすごい。
桂米丸師匠は元気だ。「こういうときは心臓強く尋ねちゃうほうがいいよ」 とか 「あ~、関口さん」 とか、24年前にカセットテープで聴いたまんまの言葉を今まさに目の前で聴いているオレ。不思議な感じがする。カセットテープで聴いていた有名な噺家を目の前で見ることになるなんて、子供の頃のオレは思ってもみなかっただろう。嬉しい。
お仲入り~。振り返ると二階席もいっぱいで立ち見まで出ている。
林家今丸先生の 『舞妓』 は絶品ですな。いつか もらいたいです。「お囃子は仁美さんです」 と言ってた。
三笑亭笑三師匠も元気だ。『息子の結婚』 はいつも盛り上がりますな。仕草もとても面白い。
橘ノ圓師匠の 『酉の市』 は季節感あふれる一席。この日は二の酉だったのだ。
16:05、昼の部トリの三遊亭圓馬師匠登場。マクラの流れから 『井戸の茶碗』 だと思った。展開が実に面白い、いい噺だ。歌丸師匠の 『井戸の茶碗』 は笑い一辺倒でとにかく面白いが、圓馬師匠のは面白いし心を打つものがあった。本当にいい噺だねえ。トリにふさわしい、素晴らしい一席でした。16:35にハネた。
いい噺を聴いてお腹いっぱい。気分よく帰れる状態だが、即座に気持ちを入れ替えて夜の部に備える。
先ず、夜の部から合流する高校時代の同級生の座席確保に取り掛かる。幸い隣に居たおとっつぁんが帰ったので、すんなり席を確保できた。実は、席が空くかどうか心配していたのです。というのは、夜の部の二ツ目交互出演の本日の当番が神田きらりなので、きらりさんのファンが最前列に押し寄せてくると思ったのです。とにかく席を取れてよかったよかった。
夜の部
開口一番 桂ち太郎 『強情灸』
講談 神田きらり 「愛宕神社の急な階段を馬で駆け上がる話」
バイオリン漫談 マグナム小林 (※江戸家まねき猫の代演)
落語 桂歌若 「りんごやみかんによる転勤の噺」
落語 三遊亭遊吉 『道灌』
ギタレレ漫談 ぴろき (※宮田 陽・昇 の代演)
落語 三遊亭左圓馬 『大みそか(掛け取り)』
落語 三遊亭夢丸 『権助魚』
曲芸 ボンボンブラザーズ
落語 昔昔亭桃太郎 『結婚相談所』
落語 春風亭小柳枝 『粗忽長屋』
~お仲入り~
落語 桂幸丸 「昭和30年代を中心とした話」
漫才 新山 ひでや・やすこ
落語 三遊亭遊三 『親子酒』
落語 古今亭寿輔 『猫と金魚』
俗曲 檜山うめ吉 「木更津甚句」 「きんらい節」 「都々逸(三階節入り)」 「裏の背戸屋」
踊り「京の四季(秋と冬の京都)」
講談 神田松鯉 「赤穂義士伝」 から 『神崎詫証文』
夜の部は 「前座の上がり1」 でした。桂ち太郎が 『強情灸』 を熱演。
神田きらり登場で早くも 「待ってました」 の声が掛かる。きらりさんの高座を見るのは二度目ぐらいかも。講談の舞台は東京の愛宕神社。ここの断崖絶壁のような石段を馬で駆け上がる場面の噺でした。家光とか出てきた。僕は、この夏、この断崖絶壁のような石段を偶然にも見ていた(※8月11日の日記の最後の方に記述あり)ので、風景を想像しながら聴くことができました。きらりさん、目がステキです。とても面白い高座でした。はまりそうだ。
パワーアップしたマグナム小林を見るのは二度目。いい高座だ。
ぴろき先生の新ネタをいくつか聴けた。じわじわとお客を取り込んでいき、終盤は大喝采となった。僕はオカマの話が特に気に入った。
次はボンボンブランコ、いや、ボンボンブラザーズだ。鼻の上に紙テープを立たせる芸。最初に失敗を繰り返すのはわざとなの?。鼻の上にテープを立たせたまま高座から飛び降りて桟敷まで行ってまた高座によじ上る芸は圧巻だ。力が入った。次が昔昔亭桃太郎師匠なので、本来ならば緊張して芸を見るどころではないオレだが、ボンボンブラザーズの曲芸にすっかり集中していた。
出囃子 「旧桃太郎の唄」 が鳴り響く。お茶が用意される。歌丸や小三治と違って蓋なんて付いてない。なかなか登場しないのが実にいい。この待っている間にお客の気分が高揚していくのだ。僕にとっては本日最も緊張した瞬間。桃太郎師匠の高座を見るのは半年ぶりぐらい。桃太郎師匠は高座から僕に声を掛けてくださった。嬉しい!。これは自慢できる。12月18日(火)の 「桃太郎トークショー」 のことを尋ねられ、「買いました。」 と答えることができた。1枚。腹が立つ年賀状のくだりで、隣の同級生のところに手拭いが飛んできた。同級生のコは さぞかし驚いたことでしょう。桃ちゃんはそのコを狙って投げたそうだ(笑)。コントロールの良さにはいつも驚かされる。『結婚相談所』 は やはり大受け。駄洒落のオンパレードがすごい。ツボに入ったお客が何人もいたことでしょう。盛り上がりました。
春風亭小柳枝師匠は、そそっかしい人の代表として先代小柳枝の逸話を紹介して大爆笑を取り、本題の 『粗忽長屋』 をテンポよくやった。
お仲入り~。夜の部でこれだけ多くのお客が入っている状況は珍しい。湘南のうめ吉ファンお二方が来ていた!。これは心強いです。中学のときに同じクラスだったコ(高校も同じだがクラスは別)に似た人を見た。隙あらば最前列に移ろうという勢いに見えた。同級生のコだったのかなあ。最近になって、隠れ落語ファンが身近に多くいたことを知る。
桂幸丸師匠も爆笑派だ。大受けしてた。石破の物真似がすげえ面白かった。
三遊亭遊三師匠はいつものマクラのあと 『親子酒』。親父が酔っ払っていく様子が真に迫って面白かった。時間を思い切って使うところもさすがである。
古今亭寿輔師匠も爆笑派だ。「そうそうたる3番・4番が続々と楽屋入りしています。」 ということは うめ吉さんが3番なのかな。隣の同級生のコがいじられた。というか、かなり多くの人がいじられた(笑)。たっぷりのマクラのあとの 『猫と金魚』 もよかった。
いよいよ檜山うめ吉の出番です。4月17日に一度だけ見たお着物か。青紫色の地に白い鹿の子で梅の花木が描かれています。大小2種類の鹿の子だとか、陰陽2種類の鹿の子だとか思っていたのですが、1種類の鹿の子だけで描かれていました!。それにしても、使われている色は二色だけなのにとてもいい着物ですね。久しぶりの 『きんらい節』 はとてもよかった。唄う前に、この唄の変わってるところを説明。ここには書きませんがとても面白いので寄席で聴いてくださいね。「(お囃子の部分で)何と言っているか分からなかった方は、またあした末廣亭に聴きにきてください」 と言ってた。そのときのうめ吉さんの控え目な笑顔が実にいい。『都々逸(三階節入り)』 は実にいい。風景が目に浮かぶのです。歌詞をとても大切にしている唄ですね。『裏の背戸屋』 は2番まで唄ってくれました!。この芝居に毎日通った人のブログでうめ吉さんの毎日の曲目を知ることができるのですが、この日は曲目が最も多かったことが分かりました。ついてます。最後に、立ち上がりまして寄席の踊りでございます。端唄 『京の四季』 から 「秋と冬の京都」 を踊る。扇子を使った所作がてんこ盛り。とても色っぽい。隣のコも 「見とれちゃうね」 と言ってた。
トリは神田松鯉先生。あちこちから 「待ってました」 の声が掛かる。この芝居、松鯉先生は 「赤穂義士伝」 を日替わりで10作やってくれます。この日は 『神崎詫証文』 でした。松鯉先生の声は実にいい。牛喰らいのなにがしという人が無礼なことをしてしまったと詫びる場面にすっかり惹きつけられてしまった。講談への興味が益々湧いてきました。
芸協って落語・講談も色物もとてもいいとつくづく思った。これだから定席寄席は やめられない。
昼の部開口一番 橘ノ美香 「狐と狸の小咄」
落語 橘ノ昇美依 「あの子は だあれ」
俗曲 春風亭美由紀 「木遣りくずし」 「美由紀の さのさ節」 「越後獅子」 「東京音頭」
落語 三遊亭遊馬 『転失気』 (※桂歌蔵の代演)
落語 桂文月 『出来心』の序 (※三遊亭右左喜の代演)
スタンダップコメディー 国分健二 (※鏡味正二郎の代演)
講談 神田ひまわり 『笹野権三郎 海賊退治』 (※神田紫の代演)
落語 三遊亭栄馬 『酔っ払い(替り目)』 (※雷門助六の代演)
漫才 東 京太・ゆめ子
落語 三遊亭小圓右 『(初)天神』 (※瀧川鯉昇の代演)
落語 三遊亭可楽 「相撲漫談」
奇術 北見マキ
落語 桂米丸 「病院漫談 夢」
~お仲入り~
落語 桂右團治 『熊の皮』 (※三遊亭遊馬が早い番に回ったことによる代演)
紙切り 林家今丸 「舞妓」 「五重塔」 「酉の市」 「サンタクロース」 「餅つき」 「お客」
落語 三遊亭笑三 『息子の結婚』
落語 橘ノ圓 「酉の市」
漫才 Wモアモア
落語 三遊亭圓馬 『井戸の茶碗』
出囃子「前座の上がり2」で幕が上がる。どの前座さんが出てくるか、これも寄席の楽しみの一つだ。橘ノ美香だ!。心の中で小躍りするオレ。寄席で美香さんを聴くのは初めてなのです。うめ吉ライブの前座として聴いたことは二度あります。一度目は2006年6月28日の大船ハニービーライブ、二度目は2006年7月6日の渋谷DUOライブです。美香さんの噺が聴けるぞと楽しみにしていたのですが、「12時までに戻ってくるように言われているんですが既に12時を過ぎています」 ということで小咄を一つやって終わってしまいました。おそらく団体客の入場に手間取ったのでしょう。残念です。美香さん、けっこうタイプなの。11月下席の芸協の定席は末廣亭だけなので多くの前座さんが集結している様子だった。
橘ノ昇美依は橘ノ美香の兄弟子(姉弟子?)だ。橘ノ圓師匠の弟子を二人続けて見れるのは気持ちいい。マクラがすげえ面白かった。
次は俗曲師の春風亭美由紀。三人続けて女芸人を見れるなんて、ホント気持ちいい。美由紀さんの三味線のピンク色の胴掛けはキティちゃんでした。お着物もピンク色系統で実にいい。『さのさ節』 は唄う人によって 『○○の さのさ節』 と名付けられるそうだ。美由紀さんが唄うから 『美由紀の さのさ節』。『東京音頭』 の後半ですごく大きな声で歌ったのが面白かった^^。
神田紫先生の代演は神田ひまわり。紫先生もタイプだがひまわりさんもタイプだ。ひまわりさんは紋付・袴姿が凛々しい。紋はひまわりでした。ひまわりさんを聴いて講談に興味を持ち始めたオレ。
三遊亭栄馬師匠の落語、好きです。そういえば、こないだの芸協らくごまつりのとき、誰かさんが 「栄馬師匠の娘さんキレイだ」 って言ってたな^^。
ちょっと脱線して、この日は「桂歌丸叙勲と金婚式を祝う会」があったそうだ。
北見マキ先生の、破いた新聞紙が元に戻る手品って、いつ見てもすごい。
桂米丸師匠は元気だ。「こういうときは心臓強く尋ねちゃうほうがいいよ」 とか 「あ~、関口さん」 とか、24年前にカセットテープで聴いたまんまの言葉を今まさに目の前で聴いているオレ。不思議な感じがする。カセットテープで聴いていた有名な噺家を目の前で見ることになるなんて、子供の頃のオレは思ってもみなかっただろう。嬉しい。
お仲入り~。振り返ると二階席もいっぱいで立ち見まで出ている。
林家今丸先生の 『舞妓』 は絶品ですな。いつか もらいたいです。「お囃子は仁美さんです」 と言ってた。
三笑亭笑三師匠も元気だ。『息子の結婚』 はいつも盛り上がりますな。仕草もとても面白い。
橘ノ圓師匠の 『酉の市』 は季節感あふれる一席。この日は二の酉だったのだ。
16:05、昼の部トリの三遊亭圓馬師匠登場。マクラの流れから 『井戸の茶碗』 だと思った。展開が実に面白い、いい噺だ。歌丸師匠の 『井戸の茶碗』 は笑い一辺倒でとにかく面白いが、圓馬師匠のは面白いし心を打つものがあった。本当にいい噺だねえ。トリにふさわしい、素晴らしい一席でした。16:35にハネた。
いい噺を聴いてお腹いっぱい。気分よく帰れる状態だが、即座に気持ちを入れ替えて夜の部に備える。
先ず、夜の部から合流する高校時代の同級生の座席確保に取り掛かる。幸い隣に居たおとっつぁんが帰ったので、すんなり席を確保できた。実は、席が空くかどうか心配していたのです。というのは、夜の部の二ツ目交互出演の本日の当番が神田きらりなので、きらりさんのファンが最前列に押し寄せてくると思ったのです。とにかく席を取れてよかったよかった。
夜の部開口一番 桂ち太郎 『強情灸』
講談 神田きらり 「愛宕神社の急な階段を馬で駆け上がる話」
バイオリン漫談 マグナム小林 (※江戸家まねき猫の代演)
落語 桂歌若 「りんごやみかんによる転勤の噺」
落語 三遊亭遊吉 『道灌』
ギタレレ漫談 ぴろき (※宮田 陽・昇 の代演)
落語 三遊亭左圓馬 『大みそか(掛け取り)』
落語 三遊亭夢丸 『権助魚』
曲芸 ボンボンブラザーズ
落語 昔昔亭桃太郎 『結婚相談所』
落語 春風亭小柳枝 『粗忽長屋』
~お仲入り~
落語 桂幸丸 「昭和30年代を中心とした話」
漫才 新山 ひでや・やすこ
落語 三遊亭遊三 『親子酒』
落語 古今亭寿輔 『猫と金魚』
俗曲 檜山うめ吉 「木更津甚句」 「きんらい節」 「都々逸(三階節入り)」 「裏の背戸屋」
踊り「京の四季(秋と冬の京都)」
講談 神田松鯉 「赤穂義士伝」 から 『神崎詫証文』
夜の部は 「前座の上がり1」 でした。桂ち太郎が 『強情灸』 を熱演。
神田きらり登場で早くも 「待ってました」 の声が掛かる。きらりさんの高座を見るのは二度目ぐらいかも。講談の舞台は東京の愛宕神社。ここの断崖絶壁のような石段を馬で駆け上がる場面の噺でした。家光とか出てきた。僕は、この夏、この断崖絶壁のような石段を偶然にも見ていた(※8月11日の日記の最後の方に記述あり)ので、風景を想像しながら聴くことができました。きらりさん、目がステキです。とても面白い高座でした。はまりそうだ。
パワーアップしたマグナム小林を見るのは二度目。いい高座だ。
ぴろき先生の新ネタをいくつか聴けた。じわじわとお客を取り込んでいき、終盤は大喝采となった。僕はオカマの話が特に気に入った。
次はボンボンブランコ、いや、ボンボンブラザーズだ。鼻の上に紙テープを立たせる芸。最初に失敗を繰り返すのはわざとなの?。鼻の上にテープを立たせたまま高座から飛び降りて桟敷まで行ってまた高座によじ上る芸は圧巻だ。力が入った。次が昔昔亭桃太郎師匠なので、本来ならば緊張して芸を見るどころではないオレだが、ボンボンブラザーズの曲芸にすっかり集中していた。
出囃子 「旧桃太郎の唄」 が鳴り響く。お茶が用意される。歌丸や小三治と違って蓋なんて付いてない。なかなか登場しないのが実にいい。この待っている間にお客の気分が高揚していくのだ。僕にとっては本日最も緊張した瞬間。桃太郎師匠の高座を見るのは半年ぶりぐらい。桃太郎師匠は高座から僕に声を掛けてくださった。嬉しい!。これは自慢できる。12月18日(火)の 「桃太郎トークショー」 のことを尋ねられ、「買いました。」 と答えることができた。1枚。腹が立つ年賀状のくだりで、隣の同級生のところに手拭いが飛んできた。同級生のコは さぞかし驚いたことでしょう。桃ちゃんはそのコを狙って投げたそうだ(笑)。コントロールの良さにはいつも驚かされる。『結婚相談所』 は やはり大受け。駄洒落のオンパレードがすごい。ツボに入ったお客が何人もいたことでしょう。盛り上がりました。
春風亭小柳枝師匠は、そそっかしい人の代表として先代小柳枝の逸話を紹介して大爆笑を取り、本題の 『粗忽長屋』 をテンポよくやった。
お仲入り~。夜の部でこれだけ多くのお客が入っている状況は珍しい。湘南のうめ吉ファンお二方が来ていた!。これは心強いです。中学のときに同じクラスだったコ(高校も同じだがクラスは別)に似た人を見た。隙あらば最前列に移ろうという勢いに見えた。同級生のコだったのかなあ。最近になって、隠れ落語ファンが身近に多くいたことを知る。
桂幸丸師匠も爆笑派だ。大受けしてた。石破の物真似がすげえ面白かった。
三遊亭遊三師匠はいつものマクラのあと 『親子酒』。親父が酔っ払っていく様子が真に迫って面白かった。時間を思い切って使うところもさすがである。
古今亭寿輔師匠も爆笑派だ。「そうそうたる3番・4番が続々と楽屋入りしています。」 ということは うめ吉さんが3番なのかな。隣の同級生のコがいじられた。というか、かなり多くの人がいじられた(笑)。たっぷりのマクラのあとの 『猫と金魚』 もよかった。
いよいよ檜山うめ吉の出番です。4月17日に一度だけ見たお着物か。青紫色の地に白い鹿の子で梅の花木が描かれています。大小2種類の鹿の子だとか、陰陽2種類の鹿の子だとか思っていたのですが、1種類の鹿の子だけで描かれていました!。それにしても、使われている色は二色だけなのにとてもいい着物ですね。久しぶりの 『きんらい節』 はとてもよかった。唄う前に、この唄の変わってるところを説明。ここには書きませんがとても面白いので寄席で聴いてくださいね。「(お囃子の部分で)何と言っているか分からなかった方は、またあした末廣亭に聴きにきてください」 と言ってた。そのときのうめ吉さんの控え目な笑顔が実にいい。『都々逸(三階節入り)』 は実にいい。風景が目に浮かぶのです。歌詞をとても大切にしている唄ですね。『裏の背戸屋』 は2番まで唄ってくれました!。この芝居に毎日通った人のブログでうめ吉さんの毎日の曲目を知ることができるのですが、この日は曲目が最も多かったことが分かりました。ついてます。最後に、立ち上がりまして寄席の踊りでございます。端唄 『京の四季』 から 「秋と冬の京都」 を踊る。扇子を使った所作がてんこ盛り。とても色っぽい。隣のコも 「見とれちゃうね」 と言ってた。
トリは神田松鯉先生。あちこちから 「待ってました」 の声が掛かる。この芝居、松鯉先生は 「赤穂義士伝」 を日替わりで10作やってくれます。この日は 『神崎詫証文』 でした。松鯉先生の声は実にいい。牛喰らいのなにがしという人が無礼なことをしてしまったと詫びる場面にすっかり惹きつけられてしまった。講談への興味が益々湧いてきました。
芸協って落語・講談も色物もとてもいいとつくづく思った。これだから定席寄席は やめられない。
初稿【2007年11月24日1時22分】
追記【2007年12月8日10時40分】
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